二・多段式装置とは、機械式駐車場の種類のことです。駐車している自動車の上または下に他の自動車を駐車させる方式を二段式(二段方式)、三段以上あるものを多段方式といいます。今回はタッチレスに対応している二・多段式の機械式就社装置を手がける3つのメーカーを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
日栄インテック株式会社
会社名 | 日栄インテック株式会社 |
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住所 | 〒110-0016東京都台東区台東3-42-5日栄インテック御徒町第1ビル |
TEL | 03-5816-7181 |
日栄インテックは、東京都荒川区に本社ビルを構える企業です。二・多段式の機械式駐車場や立体駐車場装置の企画・製造・販売、天井落下システムや太陽光発電システム、植物工場、生鮮倉庫の製造・販売・施工などを手掛けています。
高い技術力によるユーザーの利便性に配慮
日栄インテックの機械式立体駐車場が選ばれる理由は3点あります。1点目は、静穏性に優れていることです。日栄インテックが設計するピット昇降式、地上2段昇降式、方向転換装置の全てで、住宅街でも使用できる低騒音設計が採用され、標準化されています。静音仕様の特許技術を採用することで、図書館並みの低騒音を実現しました。
2点目は、高い技術力による高品質な製品の生産です。日栄インテックは企画から設計、製造、施工、保守、修繕まで一貫して自社管理を行っています。最初から最後まで手掛けることで高い品質を維持できるのです。
3点目は、バリエーションの豊富さです。利用者のニーズを踏まえ、さまざまなサイズやレイアウトにあった装置を提案します。自社製品以外でもタイアップしている企業と協業することで、幅広い提案も行っています。
オプションでタッチレス操作の追加が可能
オプションとしてタッチレス操作を追加できます。駐車場の機器にICカードやICシールをタッチするだけで、自分の車を呼び出せます。その際、手をかざすだけで確認完了となるタッチレス操作ができ、従来よりも操作性を向上させています。
パネル操作がなくなるため、かなり使いやすくなっているといってよいでしょう。他にも、EV対応や遮音パネル、全面ゲートのカラーバリエーション変更などのオプションをつけられるため、イメージ通りの機械式駐車場にすることができるでしょう。
株式会社IHI扶桑エンジニアリング
会社名 | 株式会社IHI扶桑エンジニアリング |
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住所 | 〒136-0072東京都江東区大島7-22-18扶桑大島ビル |
TEL | 03-5626-5611 |
IHI扶桑エンジニアリングは、機械式駐車場の開発や設計、施工を行っている会社です。1947年の創業から70年以上にわたって多くの機器を取り扱ってきました。2012年に現社名に変更し、現在は機械式立体駐車装置事業の専門業者として事業を営んでいます。
多様なニーズに応える製品ラインナップ
IHI扶桑エンジニアリングの特徴は、高い安全性と低騒音性、操作性・耐久性の高さ、顧客ニーズへの対応力の高さなどです。安全面では、装置前に各連ゲートを設けて作動時に人や車が侵入しないようにする工夫や、非常停止ボタンの設置などを行っています。
騒音対策としては、低騒音型のモータを採用して住宅や近隣への配慮をしています。そのほかにも低騒音型車輪の採用やパズル式ワイヤーロープの採用により、騒音を最小限に抑えています。
操作はタッチパネル式であるため、はじめての人にもわかりやすいユーザーインターフェースとなっています。高さ制限に対する対応など、顧客のニーズに対応する豊富な製品ラインナップもそろえているのが特徴です。
時代に合わせて選べるさまざまなオプション
オプションが豊富であるのも、IHI扶桑エンジニアリングの特徴です。中でも注目なのがタッチレスで操作できるオプションです。操作時に使用するのは住宅用IDキーのみです。
住宅用IDキーを使用することで、機器に触れずとも操作ができます。他にも、水害対策パネルやリモコン操作、電気自動車への対応など時代に合わせた複数のオプションが用意されています。
新明和パークテック株式会社
会社名 | 新明和パークテック株式会社 |
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住所 | 東京都港区芝浦四丁目3番4号 田町きよたビル5・6階 |
TEL | 03-5439-1095 |
新明和パークテックは、東京都港区に本社を置く企業です。二・多段式立体駐車場装置の製造・販売・保守などを行っています。埼玉県羽生市にある自社工場は、国内最大規模の向上で最高品質の立体駐車場の装置を専門的に製造しています。
高い技術力と品質で多彩なニーズに応える製品
新明和パークテックは、東急車両製造株式会社を前身とし、60年以上にわたって技術を積み重ねてきました。同社のスローガンは「PRIDE in Quality」です。品質や技術力に対する高い理想がうかがえます。主な製品は昇降式・ピット式の立体駐車場、昇降横行式の立体駐車場、ターンテーブルなどです。
非接触で愛車をスマートに入出庫できる操作盤
同社の製品の一つに非接触で入出庫できる操作盤「KAZASU」があります。KAZASUは、非接触型の操作盤と無人確認入力機を組み合わせた機器で、スマートフォンにも対応しています。ICカードまたはIC機能が装備されたスマートフォンをかざすことで、装置が自動で作動します。
動作時にボタンを押す必要がありません。ICカードを忘れてしまった場合は、通常通りテンキーで入力することもできます。操作時のゲート閉め忘れを防止する電源キーが装備されているため、ゲートの閉め忘れや無人操作を防ぐことができます。万が一の事態が発生したときに推せる「非常停止ボタン」が機器の前面に備え付けられています。
まとめ
今回はタッチレスで操作できる二・多段式駐車場の機器を製造している3つのメーカーを紹介しました。コロナ禍以降、非接触型の機器が増加していますが、不特定多数が触れる立体駐車場の機器にも同様のものが開発されています。これから、駐車場のオーナーになるかたで非接触型の入力装置を検討しているのであれば、今回紹介した3つのメーカーのサイトにアクセスし、機器の性能を調べてみてはいかがでしょうか。